尿が多い、夜中に何度もトイレに行く

糖尿病で尿量が増える理由

糖尿病で尿量が増える理由糖尿病になると血液中のブドウ糖が多くなりますが、その濃度を下げようとして身体が水を欲します。ブドウ糖が血液の中にたくさんある、ということは、血液がドロドロしているということであり、それを改善させようと、身体は自然と水を求めるようになっています。もしそうでなかったら、血液がドロドロのままとなり、血液の流れが滞ってしまって、脳梗塞などの大きな病気になってしまうからです。

たくさん水を飲むようになるため、その結果多尿(おしっこがたくさん出る)となります。糖尿病が進めば進むほど多尿になり、夜中も頻繁にトイレに起きるようになります。多尿とは1日の尿量が3リットル以上のことをいいます。

糖分を摂り過ぎると、尿に糖分が含まれて排尿する回数が増えます。頻尿とは1日に8回以上トイレに行くことをいいます。つまり糖尿病でトイレが近い理由は、水をたくさん飲むことになるからなのです。

糖尿病以外に考えられる原因

糖尿病以外に考えられる原因「トイレが近い(頻尿)」という症状の原因は、実にたくさん考えられます。検査を受けて何かの病気が見つかったなら、もちろんその病気を治すのが第一。ところが、検査をしても病気が見つからなかったり、原因と思われた病気を治療しても、症状があまり改善しないこともあります。そのような症状に、「過活動膀胱」とよばれる状態がしばしば関係しています。「過活動膀胱」はテレビCMなどでご存じの方も多いかもしれませんが、中年以上の女性に多い疾患で、膀胱が通常以上に活動することでおしっこをためることができずにトイレが近くなる病気です。
また他には塩分摂取量が多いと、排尿回数・排尿量も多くなります。

  • 泌尿器の病気…感染症(女性に多い膀胱炎、男性の 前立腺炎など)、前立腺肥大症、腹圧性尿失禁、 膀胱結石、膀胱や前立腺のがん、間質性膀胱炎
  • 脊髄・泌尿器以外の病気…糖尿病、脳卒中の後遺症、脊髄の病気、睡眠障害(夜間頻尿と勘違いされやすい)
  • 薬の副作用…降圧利尿薬、 遮断薬
  • その他…過剰な水分摂取、精神的な緊張や不安、加齢など

があります。

糖尿病の危険度セルフチェックリスト

簡単!糖尿病の危険度
セルフチェックリスト
  • 40歳以上の男性、または50歳以上の女性
  • 家族や親戚に糖尿病の人がいる
  • 太っている(BMIが25以上)、または最近体重が増えてきた
    ※ BMI=体重kg ÷ (身長m)2
  • 喉が異常に乾く
  • 食べても食べてもやせる、最近急にやせてきた
  • 健康診断で、尿に糖が出ていると指摘された
  • 尿の臭いが気になる
  • 残尿感がある
  • 最近、尿の回数が増え、夜中にトイレに行くことが増えた
  • 全身がだるい、疲れやすい
  • 手足がむくむ
  • 夕ご飯を食べた後にすぐ寝てしまう
  • 外食が多い
  • 1食抜いて、次でどか食いをしてしまう
  • 甘いお菓子やジュースをよく口にする
  • 運動の習慣がなく、車に乗る機会が多い
  • タバコを吸っている
  • ストレスの多い仕事をしている

5つ以上当てはまる場合、糖尿病のリスクが高い状態です!お早目に専門の医療機関を受診ください。

他に、このような症状やお悩みはありませんか?

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